こんにちは!シェフ選管理人のミナトです!
パン作りを楽しみたいあなたにとって、東芝のオーブンレンジは憧れの存在ですよね。でも、いざ手に入れても石窯ドームの発酵機能の使い方がいまいち分からなくて、せっかくの高性能を宝の持ち腐れにしていないでしょうか。
特に30度や40度といった温度設定の選び方や、便利なスチーム発酵と通常の発酵のどちらを使えばいいのかなど、細かい使い分けに悩むこともあるかなと思います。
そこでこの記事では、実際に石窯ドームでパン作りをしてる私が初心者の方でも失敗せずに美味しいパンや発酵食品が作れるように、使ってみて感じたコツや具体的な操作のポイントを分かりやすくまとめてみました。
石窯ドームの発酵機能の使い方の基本を詳しく解説

まずは、なぜ石窯ドームがパン作りを愛する人たちにこれほど支持されているのか、その理由から見ていきましょう。
パン作り用レンジにおすすめな理由
パン作りにおいて、石窯ドームが選ばれる最大の理由は、その独自の「石窯構造」による熱の回り方にありますね。天井が丸みを帯びたドーム型になっていることで、庫内に効率的な熱風の対流が生まれて、パン生地に均一に熱が伝わるんですよね。相変わらずこの構造はすごいです。
また、プロの現場に近い環境を家庭で再現できる点も魅力かなと思います。例えば、上位モデルでは最高350℃という圧倒的な火力を誇りますが、この強力な熱を活かすための土台作りが、実は「発酵機能」から始まっているんですよね。
石窯ドームは、精密な温度管理ができる「恒温槽」のような役割を果たしてくれます。冬場でも室温に左右されず、理想的なマイクロクライメイト(微気候)を庫内に作り出せるのが強みかも。
東芝のモデルは特にハード系のパンやお菓子作りにも定評がありますね。気になるあなたは、こちらのお菓子作り用オーブンレンジのおすすめモデルの記事でも、石窯ドームがなぜ上位にランクインしているのか詳しく解説していますよ。
東芝レンジの発酵モードの基本操作・番号の確認

石窯ドームの操作は、モデルによって「液晶タッチパネル」か「ダイヤル・ボタン式」かに分かれますね。基本的な発酵モードの呼び出し方は、メニュー画面から「発酵」を選択するだけなので、操作自体はとってもシンプルかなと思います。
| 機能・モード | 設定温度の目安 | ボタン・ダイヤル操作の流れ | 活用のポイント |
|---|---|---|---|
| 通常の発酵 | 30 / 35 / 40 / 45℃ | 「発酵」を選択 → 温度を決定 → 時間をセット → スタート | 一次発酵に最適。生地の乾燥を防ぐためラップが必須です。 |
| スチーム発酵 | 40℃前後 | 「スチーム発酵」を選択 → 時間をセット → スタート | 二次発酵(仕上げ)に。給水カセットに水を入れればラップ不要です。 |
| お好み温度 | 10〜90℃(1℃刻み) | 「お好み温度」を選択 → 温度(例:60℃)と時間をセット → スタート | 甘酒やヨーグルト、低温調理などパン以外の発酵食品に便利です。 |
| 2段発酵 | 上記に準ずる | 角皿を上下2段に差し込み、上記いずれかのモードを開始 | 量が多い時に。途中で角皿の上下を入れ替えるとムラが防げます。 |
多くのモデルで「発酵」のメニュー番号が設定されていますが、自動メニューの中から「パン」や「発酵」の項目を探すとスムーズかも。最新のER-D7000Aのような上位機種なら、フルカラーのタッチパネルで直感的に温度や時間をセットできるので、迷うことはほとんどないはずですよ。
手動で設定する場合は、まず「オーブン」や「発酵」ボタンを押し、次に温度(30℃、35℃、40℃、45℃など)を選んでから時間を合わせるだけですね。発酵機能をそのまま使う場合はボタン番号は存在しませんが、ピザ作りのボタン操作の場合は発酵からスタートするのでそちらからでも行えます。

その場合は23、24がボタン番号になりますね。
設定可能温度は何度まで?何度に設定すればいい?

石窯ドームの発酵機能では、一般的に30℃、35℃、40℃、45℃の4段階から選べるようになっています。さらに「お好み温度」設定ができるモデルなら、10℃から90℃まで1℃刻みで調整できる場合もあるんですよ。これってかなり便利ですよね。
温度設定の目安としては、以下のような使い分けが一般的かなと思います。
| 設定温度 | 主な用途・向いているパン |
|---|---|
| 30℃ | 一次発酵(食パン、フランスパンなど)。じっくり風味を出す時に。 |
| 35℃ | リッチな生地(ブリオッシュ、菓子パンなど)の一次発酵。 |
| 40℃ | 二次発酵(最終発酵)の定番。短時間で膨らませたい時に。 |
| 45℃ | ヨーグルト作りや、非常に高い温度を好む菌の活性化に。 |
初心者のうちは、レシピに記載された温度に合わせるのが一番確実ですが、冬場は少し高めに、夏場は低めに設定するなど、状況に合わせて微調整するのも上達のコツかも。
通常とスチーム発酵との違いや特徴を使いこなそう

石窯ドームの代名詞とも言えるのが「スチーム発酵」ですね。これは、庫内に微細な水蒸気を充満させながら温める機能で、パン生地にとって天敵な「乾燥」を防いでくれるんです。パン作りをするあなたなら、乾燥の怖さはよく分かりますよね。
通常の発酵とスチーム発酵には、以下のような違いがあります。
| 比較項目 | 通常発酵(ヒーターのみ) | スチーム発酵 |
|---|---|---|
| 仕組み | ヒーターによる低温加熱 | 加熱 + 微細な水蒸気を充満 |
| 乾燥対策 | ラップが必須 | ラップ不要(湿度で保護) |
| 向いている工程 | 一次発酵(ボウルでの発酵) | 二次発酵(成形後の最終発酵) |
| パンの種類 | どんなパンでもOK | ハード系や表面をツヤ出したい菓子パン |
| 事前準備 | 特になし | 給水カセットに水を入れる |
| 仕上がりの差 | 標準的な仕上がり | 生地の伸びが良く、ボリュームが出る |
3000シリーズ以上のモデルなら、40℃でのスチーム発酵が標準搭載されていることが多いので、ぜひ活用してみてください。生地が乾燥すると、焼いた時にうまく膨らまない「窯伸び不足」の原因になっちゃうので、この機能は本当に重宝するかなと思います。
主力機ER-D3000A・XD3000でのやり方

人気モデルのER-D3000Aや前モデルのER-YD3000(さらに前のXD3000)でも、発酵のやり方は共通していますよ。これらのミドルクラスは「ダイヤル操作」が基本になりますね。
手順としては、ダイヤルを回して「発酵」メニューを選び、温度を30〜45℃の中から決定します。スチーム発酵を使いたい場合は、必ず給水カセットに水が入っているか確認してくださいね。
ちなみに、2024年モデルの「Dシリーズ」と2023年モデルの「YDシリーズ」では、発酵機能そのものに大きな違いはありません。もしパン作りがメインなら、お得になっている旧型を選んでも機能的な損はほとんどないかなと思います。
私自身、現在パン作りで使ってるモデルがER-YD70という旧型モデルなんですが問題なく使えています。発酵機能さえついてればさほど違いはないので、あなたの目的に合った機種を選んでくださいね。
関連記事:ER-YD70をレビュー【メリット・デメリット、実際の調理画像付き】
実践!石窯ドームの発酵機能の使い方と注意点

ここからは、実際にパン作りをする上であなたが気になる具体的なポイントや、ありがちなトラブルの解決法をお話ししていきますね。
生地の乾燥を防ぐため動作中はラップを被せて
スチーム発酵を使わない通常の発酵モードのときは、必ず生地をラップで覆うようにしてくださいね。石窯ドームの庫内は気密性が高いですけど、ヒーターで温められるとどうしても空気は乾燥しちゃうかも。
一次発酵をボウルで行う場合は、ボウルにふんわりとラップをかけ、角皿に乗せて「下段」にセットするのが定石ですね。石窯ドームの対流プログラムは、下段に置いた時に最も温度が安定するように設計されているからなんですよね。

私はラップをかけたボウルに入れてそのまま底に置いて一次発酵をしています。縦長のボウルを使ってるんですが、特に天井にぶつかることもないのでとても快適に発酵できています。
もしラップを忘れて生地の表面がカサカサに乾いてしまうと、焼いた時に表面が割れてしまったり、食感が固くなったりするので注意しましょうね。
お手軽パン機能のメニュー詳細をチェック
石窯ドームには、自分で細かく設定しなくても美味しいパンが作れる「自動メニュー」も充実していますよ。最近のモデルだと、パスタやカレーが作れる「おまかせレンジ調理」が注目されてますけど、パン作りに関してもばっちりかなと思います。

例えば、生地をこねてから焼き上がりまでをガイドしてくれるコースや、時短でパンが焼けるメニューなどがあります。説明書や付属の料理集にある「メニュー番号」を呼び出すだけで、最適な発酵時間と焼成温度を自動でセットしてくれるので、まずはここから慣れていくのもいいですよね。
説明書では丸パン、メロンパン、カレーパンがこのお手軽パンのメニューとして詳細がまとめられています。ただかなりアレンジがしやすく、丸パンにあんこを入れればあんぱんに、ソーセージを挟めばソーセージパンに、といった感じでやり方を少し変えればレシピは無限大です。
調理本などに書いてあるレシピを石窯ドーム用に変えれば、すぐにレパートリーを増やせるのでとても汎用性が高い機能になっていますね。
効率的なパンを2段で焼くメリット・デメリット

石窯ドームの多くは、2段同時に調理ができるようになってますね。一度にたくさん焼けるのは大きなメリットですよね、分かります。
石窯ドームの角皿は、熱風が通りやすいように縁にスリットが入っているのが特徴ですね。詳細はオーブンレンジの角皿の使い方徹底解説の記事をチェックしてみてください。
ただし、2段で発酵・焼成する場合はいくつか注意点もあるかも。
まず上下段で熱の回りに差が出やすいこと。石窯ドームは熱風循環が優秀ですが、どうしても「熱源に近い上段」と「下段」では、熱の当たり方にわずかな差が出てしまいます。上段は焼き色がつきやすく、下段は少し色が薄くなるといったムラが起こりやすいのが一番の弱点かなと思います。
他には発酵の進み具合が微妙にズレることも。焼成だけでなく、2段で「発酵」を行う際も注意が必要です。庫内の空気の流れ方によって、上段の方が先にふっくら膨らんで、下段は少し遅れる…なんてことが起こるかも。
また、購入時は天板は1枚しか付属してきません。2段で焼きたい場合は別で購入する必要があるので注意してくださいね。
自宅でパンを焼くのにかかる時間はどのくらい?

「手作りパンって時間がかかるイメージ」というあなたも多いはず。実際、石窯ドームを使った標準的なパン作りの工程はこんな感じかなと思います。
| 工程 | 時間の目安 |
|---|---|
| こね(ミキシング) | 15分〜20分 |
| 一次発酵(30℃〜35℃) | 40分〜60分 |
| ベンチタイム(休ませる) | 10分〜15分 |
| 二次発酵(40℃スチーム) | 30分〜45分 |
| 焼成(オーブン加熱) | 10分〜20分 |
トータルで2時間半〜3時間くらいかかるのが一般的かなと思います。意外と「発酵」を待っている時間が長いので、その間に他の家事を済ませるなど、石窯ドームを「放置できる味方」として捉えると気が楽になるかも。
焼成直後に続けて次のパンの発酵をしようとすると、「庫内高温」というエラーが出て設定できないことがあります。これ、焦りますよね。センサーが熱を検知して生地が煮えてしまうのを防ぐための安全機能なので、扉を開けて少し冷ましてから使うようにしてくださいね。
石窯ドームの発酵機能の使い方のコツまとめ
石窯ドームの発酵機能の使い方のコツについて、ここまで色々とお伝えしてきました。30℃から45℃、そして上位モデルなら60℃での甘酒作りまで、この一台があれば発酵のバリエーションは驚くほど広がるかも。
最後に、使いこなしの重要ポイントをおさらいしておきましょうね。
- 一次発酵はラップをして下段、二次発酵はスチーム機能を活用しましょう!
- 温度に迷ったらレシピ通りに。冬場は少し長めにするのがコツかなと思います。
- 庫内が高温のときは冷却してから発酵モードをスタートしてくださいね。
- 使用後はセンサーの汚れを拭き取って、精度を維持しましょう。
石窯ドームは、使いこなせばこなすほど、あなたのパン作りの成功率をグッと引き上げてくれる頼もしいパートナーですよね。正確な操作方法やお手入れについては、お手持ちのモデルの公式サイトや取扱説明書も必ず確認してくださいね。
あなたも石窯ドームをフル活用して、焼き立てパンの香りに包まれる素敵な毎日を楽しんでください!最終的な判断や安全な運用については、メーカーの推奨する方法に従ってくださいね。
